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スペースシャトルとは何?日本人初の宇宙飛行士や歴史に迫る!

2017年7月29日

 

スペースシャトルというのは、NASAが打ち上げていた有人宇宙船です。人間と宇宙の関わりについて、多くの人がまず一番最初に思い浮かべるのがこのスペースシャトルではないでしょうか。ここでは、このスペースシャトルの概要や歴史についてみていきましょう。

 

スペースシャトルとは!?

「着陸直後、減速のためにドラグシュートを展開する(エンデバー号)wikipedia」

 

スペースシャトルは「Space Transportation System」、宇宙輸送システムとして、または有人打ち上げ機計画スペースシャトル計画のひとつとして打ち上げられていました。またシャトルは、NASAだけでなくアメリカの国防総省、ヨーロッパの宇宙機関、ドイツなどの軌道上実験にも使われていました。再使用型の宇宙往還機で、構成としては軌道船のOrbitor Vehicle・OV、外部燃料タンクのExternal Tank・ET、固体燃料補助ロケットのSolid Rocket Booster・SRBという3つの部分によってできています。このうちET・SRBは上昇時に切り離されて、OVだけが地球の周回軌道に着きます。発射する際に機体は普通のロケットと同じく垂直に打ち上げられますが、軌道船は水平に飛んで帰還/着陸して、これは再使用されます。SRBはパラシュートによって海におちて、回収船により回収されて、推進剤を再充填しこれも再利用されます。

 

スペースシャトルのこれまでの歴史

(シャトル5機。このうちの2機が事故で失われる wikipedia)

 

スペースシャトルは、1970年代の初頭から設計と製造が開始されていましたが、1960年代にあった「アポロ計画」よりも前の20年前から概念としては存在していました。1954年、NACA・国立航空諮問委員会が構想していて、ドイツの元軍人で大戦後にアメリカに渡ったヴァルター・ドルンベルガーが提案し、後に「X-15航空工学実験調査機」として実現しています。1960年代、アメリカ空軍は宇宙船の一部を再使用型にすることがコストの削減につながると判断し、完全再使用型のロケットを計画しました。1969年に、ニクソン大統領がスペースシャトル計画について正式に発表しました。1973年に航空機の「X-24B」が大気圏に再突入した宇宙船は水平に着陸することができると証明しました。1976年には滑空実験のための、初のスペースシャトルである「エンタープライズ」が一般にも公開されました。1981年4月12日、宇宙に上がった初のスペースシャトルが、「コロンビア」です。その後はほとんど年に一度のペースでスペースシャトルが打ち上げれらていましたが、1986年に「チャレンジャー」爆発する大事故が起こり、乗組員が死亡する事故となってしまいました。このため、この事故から1年半は打ち上げが行われませんでした。

 

日本人初の宇宙飛行士が話題に

(写真:向井千秋 wikipedia)

 

その後、1992年に打ち上げられた「エンデバー」には、初の日本人宇宙飛行士である毛利衛さんが乗り組みました。また、日本人で初の女性の宇宙飛行士は1994年のコロンビア号に乗り込んだ向井千秋さんです。2003年には、スペースシャトルのコロンビア号が地上の着陸直前に事故が発生し、乗組員が犠牲となっています。2004年にブッシュ大統領は、次世代の有人宇宙機開発などを計画しこの中でスペースシャトル計画の終了を決定しました。そしてその後は予定通り、合計で136回スペースシャトルが宇宙に打ちあがったスペースシャトル計画は終了しました。

 

成功も失敗も大きな話題となりました

「STS-95クルー(NASA提供、写真中央が向井)wikipedia」

 

スペースシャトル計画はさまざまな成功と事故、複雑な問題が同時にありました。事故などがあったときはニュースにもなっているのでみなさんも覚えているでしょう。もちろん成功したニュースでは盛り上がりましたね。特に日本人宇宙飛行士の話題は日本のメディアでも大きく取り上げられました。これからはどんな有人宇宙機が出てくるのか興味ありますね。

 

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