宇宙雑学

NASAってどんなところ?誕生した経緯や業績などを徹底紹介





 

「NASA」という機関は、宇宙の最新ニュースなどではよく出てくるのでおなじみですよね。

ただ、NASAは知っているけどあまり詳しくは知らないという人も多いでしょう。

 

たとえばこの英語は、なんの略称かご存知でしょうか?

 

やはり、普通の人はわからないのですよね。

ということで、今回はこのNASAについて紹介してみましょう。





NASAとは?誕生したのはいつ?

 

宇宙のニュースなどで度々登場する「NASA」とは、

日本語で「アメリカ航空宇宙局」のことで、NASAとは、

「National Aeronautics and Space Administration」の略称なのです。

この正式名称を知っている人は少ないですよね。

 

アメリカ政府の宇宙開発計画を担当している連邦機関で、

NASAは1958年の7月29日、

前身である国家航空宇宙諮問委員会 (NACA) の後を継ぐ形で誕生しました。

 

1958年といえば、その前年の1957年に、

世界初の人工衛星「スプートニク」がソ連から打ち上げられています。

つまりこのNASAの誕生というのは、

人工衛星の世界初をソ連に奪われてしまった

アメリカのショックというのも大きく影響しているでしょう。

 

現在もそうですが当時においても、

アメリカが科学技術分野でも最先端であるという意識があったため、これは相当なショックですよね。

 

さらに、宇宙開発のロケットというものは大抵が軍用ロケット開発とイコールなため、

スプートニク打ち上げによりソ連が大陸間弾道ミサイル開発を成功させ、

将来は宇宙からでもアメリカにミサイル攻撃ができるという危惧も大きなものがありました。

 

アメリカはこの「スプートニクショック」から、

空軍・陸軍・海軍で各分野を受け持っていた宇宙開発を統合し、NASAを設立しました。

 

NASAが誕生したことにより、

アメリカの宇宙開発はさらに中身のあるものとなっていきました。

たとえばアポロ計画の人類初となる月面着陸、スペースシャトルの開発、

宇宙の長期滞在を実現したスカイラブ計画などです。

また、現在では国際宇宙ステーションなども運用しています。





NASAの宇宙開発以外の任務

 

NASAは宇宙開発だけでなく、

無人探査機を使っての太陽系探査やハッブル宇宙望遠鏡を使っての遠い宇宙への探査や、

科学研究なども任務のひとつとなっています。

 

ほかにも、地球観測をして環境の調査を行い、

1980年代に打ち上がったEOS(Earth Observing System)

地球観測システムはオゾン層の破壊などが監視できるようになりました。

 

また、環境破壊の予防・エネルギーの削減・水資源の確保のための計画を全機関で取り組んでいるため、

アメリカ政府の環境問題に関わる専門機関はNASAであるとされています。

 

近年のNASAは、宇宙開発のライバルであったソ連が崩壊してロシアとなり、

冷戦が終わったため、大きな国の威信ということでもなくなった宇宙開発の予算も減っていきました。

 

また、中国・インドのような新たな宇宙開発国のライバルが登場している現在、

宇宙開発・探査のアメリカのリーダーシップ維持のために、2020年を目処に月への有人ミッション、

火星への有人ミッションを計画しましたが、2010年には打ち切りとなりました。

 

ただ、火星や土星への探査計画や水星・冥王星への探査機も打ち上げられ、

現在は木星への探査計画もあり、依然として太陽系惑星への探査を計画・実行しています。

 

2009年の年間予算は約176億ドルで、これは民事宇宙予算として世界第1位の額です。

 

 

NASAの組織は全部で20あります

(写真引用元:ケネディ宇宙センター wikipedia)

 

NASAは本部をワシントンD.C.に置いていて、ここから全支局に指示を出しています。

NASAには、各種のプロジェクトを実行する局や管理をする局が全部で20あります。

プロジェクトを計画する局は宇宙飛行局や宇宙科学局、宇宙通信局などがあります。

 

宇宙飛行局の下には有名なフロリダ州のジョン F.ケネディ宇宙センターや、

アラバマ州ハンツビルにあるジョージ C.マーシャル宇宙飛行センターなどがあり、

スペースシャトルなどの有人宇宙活動を基本としてプロジェクトを進行しています。

 

惑星地球ミッション局にはメリーランド州グリーンベルトにあるゴダード宇宙飛行センター(GSFC)、

宇宙科学局の管轄下にはカリフォルニア州パサデナにあるジェット推進研究所があります。

 

航空局の管轄下ではカリフォルニア州・マウンテンビューのエイムズ、

バージニア州・ハンプトンのラングレー、

オハイオ州・クリーブランドのグレンの3つの研究センターで、

航空関連だけでなく宇宙に関した研究も行われています。

 

 

やはり宇宙好きなら気になる存在ですよね

 

アメリカ航空宇宙局、NASAについてでした。

宇宙に関しての機関で一番有名なのがやはりNASAですよね。

 

誕生した当初はソ連との激しい宇宙開発競争が国の威信をかけていたわけで、

かなり重要な機関だったんですね。

 

冷戦が終結して最大のライバルもいなくなった現在は、

アメリカの機関における重要度は低くなったかもしれませんが、

それでも宇宙に興味がある人には常に気になる存在ですよね。

 

 





nabex

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経歴:フリーライター

趣味:旅行

気になる宇宙分野:宇宙全般ですが、特に太陽系外の宇宙に興味があります。

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