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あのアマゾンのCEOが「スペースコロニー計画」を発表!どんな構想なの?

2019年6月17日

オニールのシリンダー型コロニーの想像図 / wikipediaより引用

オニールのシリンダー型コロニーの想像図 / wikipediaより引用

 

先日、あのネット通販最大手サイトである「アマゾン」のCEO(最高経営責任者)であるジェフ・ベゾス氏が、月着陸機計画と同時にスペースコロニー計画についても語り、ニュースとなりました。

 

スペースコロニーといえばSFでおなじみの、宇宙で人が暮らしている筒型の施設ですよね。ジェフ・ベゾス氏が思い描くスペースコロニーとは、いったどういったものなんでしょうか?

 

関連記事:スペースコロニーって実現可能!?問題点などについて

 

ジェフ・ベゾス氏のスペースコロニー計画とは?

 

アマゾンロゴ wikipedia

 

あのネット通販の最大手サイトで有名なアマゾンのCEOであるジェフ・ベゾス氏が今年2019年5月9日、アメリカはワシントンD.C.でのイベントで、同氏が経営者の宇宙ベンチャー企業「ブルーオリジン」が何十年間もかけて制作している月着陸機の模型を発表して、月の滞在を目指すという計画を明かしました。

 

ドナルド・トランプ / wikipediaより引用

ドナルド・トランプ
/ wikipediaより引用

 

アメリカのトランプ政権が掲げる2024年までの有人月面着陸計画もあり、会見で「滞在という形で月に戻る時だ」と宣言。これが実現すれば約半世紀ぶりに人間が月に降りることになります。

 

それと同時に、ベゾス氏は人類が宇宙へ進出する時代についても言及し、「スペースコロニー」についてのイメージ動画も公開しました。このスペースコロニーは1970年代の物理学者・ジェラード・オニール氏が考案したもので、ベゾス氏は大学時代に彼に師事して電気工学・計算機科学を学んでいたそうです。

 

 

「あのアマゾンの偉い人がなぜ宇宙に?」と思うかもしれませんが、ベゾス氏にはこのような過去があるので突発的なことではないんですね。ベゾス氏の構想する「スペースコロニー」は、それ自体が回転して遠心力によって人工重力を作る、数マイルという巨大な大きさの構造物になると語ります。

 

また、内部には農業エリアや公園も置かれ、地球のような都市がそのまま作られて、100万人以上の人々が住むことができるようになるそうです。コロニーは月のように地球周辺に建設され、地球〜コロニーで人が行き交うことも可能だとか。

 

気候については、マウイ島のような良い天候をそのまま維持させることもできて、雨も嵐も地震もない場所になるそうです。ただ、もちろん過ごしやすいのはいいんですが、春夏秋冬がないとちょっと味気ないかな?と思ってしまうのは自分だけでしょうか。

 

あと、雨だってそれなりにあったほうが楽しくないでしょうかね?

 

実際に建造するのは次世代の人たち

ブルーオリジン / wikipediaより引用

ブルーオリジン / wikipediaより引用

 

ブルーオリジンでは「スペースコロニー」の幻想的な予想図も公開していて、これを見ているとやはりあの「ガンダム」を連想してしまいますね!ガンダムに出てくるスペースコロニーにそっくりだなあと思うのは自分だけでしょうか。

 

というより、実は上記のオニール氏のアイデアをモデルにガンダムのスペースコロニーはデザインされたそうなのです。

 

ただ、もちろんスペースコロニーを実現するまでにはまだ非常に長い年月が必要だと述べ、実際に月面・宇宙空間に「スペースコロニー」を建設するのは次の世代の人たちに委ねられており、自分たちは建設を実現するために宇宙のインフラを整備することであるとして、これをアメリカのアマゾンが率先して行いたいと発表しました。

 

その上で「地球の資源問題を考える時、停滞と成長のどちらが良いでしょうか?そのとき、スペースコロニーの建設と移住は簡単な選択になります。私たちがたくさんのスペーコロニーに移住する形で太陽系に出ていけば、総人口は1兆にもなるでしょう。それは私たちが大勢のモーツァルトやアインシュタインを持つことになるわけで、これはすごい文明になるでしょう」

 

と語りました。

 

 

イーロン・マスク氏の火星行きには否定的!?

イーロンマスク スペースX 引用

 

アメリカの宇宙開発企業の「スペースX」は先日、人間を火星に移住させるという計画を明らかにしました。同社のCEOイーロン・マスク氏はさまざまなメディアで、人類の破滅を避けるには宇宙に行くしなかないという考えを語っています。

 

しかし、ベゾス氏は「スペースX」の計画を、「火星はあまりに遠過ぎる」という意見で否定的な見方を示しています。しかし、ベゾス氏の壮大な計画にも懐疑的な声があります。

 

アメリカのNBCニュース・電子版が、「ジェフ・ベゾスの夢は、地球に住む何百万という人たちの窮状を見ていない」という記事を掲載、「ベゾス氏の選択は極端。地球温暖化・自然破壊で絶滅危機に瀕している動物は「スペースコロニー」で助からない」と非難しています。

 

つまり、スペースコロニーは地球の複雑な生態系を無視しているということなんですね。しかし、イーロン・マスク氏もジェフ・ベゾス氏も、これからは宇宙に行くしかないという点では一致しているわけですね。これらは壮大なビジョンですが、遠い未来はどのようなことになっているのでしょうか。

 

 

ベゾス氏の「スペースコロニー構想」なんとも壮大な話でした

 

大手ネット通販サイト「アマゾン」のCEOジェフ・ベゾス氏が語るスペースコロニー計画についてでした。地球の資源のこともあり、やはり、これからは宇宙の時代になっていくのでしょうか。あのガンダムに出てくるスペースコロニーそっくりのものが、実際の宇宙にできる日がくるのでしょうか?
 

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