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天の川について!七夕の起源も紹介します

2018年9月4日

天の川

 

天の川は,毎年7月の七夕の季節でお馴染みですね。

しかし七夕は知っているけど、天の川のことはあまり知らないという人も多いかもしれません。

そこでここでは天の川についてみていきましょう。

 

天の川とは?

天の川とは?

 

天の川は、宇宙に見える雲状の帯です。

 

面白いのがこの天の川の捉え方です。

 

アジア地域の神話ではこれを「川」としていますが、ギリシャ神話では「乳」と見なし

ここから英語では「ミルキーウェイ」と呼ばれています。

 

この日は天球(地球を中心に取り巻いている球体)をひとまわりしていて、

太陽とともに日周運動をしています。

 

現在は「天の川」「Milky Way」として、視覚的な天球の帯以外にも、

「天の川銀河」そのものを指していることもあります。

 

天の川銀河とは、太陽系を含めた銀河系のことで、この帯が天の川です。

 

アジアに伝わる七夕伝説

 

日本や中国などのアジア地域には、有名な「七夕伝説」があります。

 

この神話によると、天の川は恋人どうしである織姫星・彦星を会えなくしている川です。

これが天帝から見咎められて、7月7日にだけ天ノ川を渡り会うことができると言うお話です。

 

織女・牽牛のお話は、中国南北朝時代の詩文集「文選」で漢の時代にリメイクされた

「古詩十九首(こしじゅうきゅうしゅ)」が文献としての起源とされていますが、

7月7日という日にちはありませんでした。

 

後の南北朝時代の「荊楚歳時記(けいそさいじき)」で7月7日が2人の会う夜とされました。

 

乞巧奠(きこうでん)とは、この日の夜に手芸上達を織女に願う祭りで、唐の玄宗時代に

さかんとなりました。婦人らが美しい色の糸を7本の針の穴に通して、

庭には捧げ物を並べて手芸の上達を願ったとされています。

 

日本の七夕は、中国の行事だったそれが奈良時代になって伝わってきて、

日本に元からあった棚機津女(たなばたつめ)伝説(禊の行事で、着物を織って棚にそなえることで

豊作祈願やけがれをはらう乙女)と合わさることで生まれました。

 

最初は貴族の間で行われていましたが、江戸時代には一般庶民まで

広がっていきました。これが時と共にさまざなま願い事をするようになっていき、

今の七夕の短冊となったのです。

 

ギリシャ神話の「ミルキーウェイ」

 

ギリシャ神話では夜空に見えるこの光の帯を「牛乳の輪」と呼んでいます。

ゼウスは、女神ヘラの母乳を富士見にさせるためヘラクレスに

飲ませようとしましたが、ヘラはこれを飲ませようとしませんでした。

 

ゼウスはヘラに眠り薬を飲ませてその間にヘラクレスに母乳を飲ませました。

その時フェラが目覚めて、払いのけた時に流れた母乳が

天の川、ミルキーウェイになったと言うギリシャ神話の一説にあります。

 

夜空に見える天の川の正体は?

 

天文学が発達すると、天の川・ミルキーウェイは、

膨大な恒星の集団ということがだんだんと判明するようになりました。

 

今では、地球を含めた太陽系も、多くの銀河のひとつの中にあり、

私たちはこの銀河を内から見ているので、天の川がは天球の帯として見えているということになります。

 

上から眺めれば丸い形に見える銀河は、横に視点を移すことで平べったく細長い形をしています。

 

宇宙を前に進んでいくと細長い形状の天の川銀河はだんだん大きくなります。

 

中に入ると近くの無数の星たちが見えてきます。

太陽系付近では天の川銀河中心はまだ遠くにあり、近くの星たちは星座として見えます。

 

ここで視線を真横に移します。360度どんどん回って元の位置に戻ると、

星が集まって帯のようになっているでしょう。

これが夜空に見える天の川の正体ということになります。

 

この天の川銀河は、射手座の方向に中心があり、

あちこちに暗い部分があるのは、それが暗黒星雲であり、星を隠しているからです。

 

この暗い部分を、インカ帝国の人間はヘビやカエルと言った動物とみていました。

 

日本語で銀河という言葉になったのは、天の川と同じように、

元々視覚上にあった天球の光の帯をメタファーとして示した言葉でしたが、

今では学術用語でも使われるようになり、

星の無数の集団を指す言葉として用いられるようになりました。

 

地球を含めた銀河の集団は「銀河系」と区別して呼んでいます。

 

日本で天の川は見られる?

日本で天の川は見られる?

 

さて、やはり気になるのが天の川を見る方法ですね。

七夕はもちろん知っていても、実際に天の川を見た人は少ないのではないでしょうか。

 

それもそのはずで、天の川は夜空に見える淡い光のため、都会の夜のあかりのような

現在の人工光などの光害がある場所ではほとんど見ることができないからです。

 

特に日本において、高度成長期が終わった1970年代以降からは、

天の川を観察できる場所は、少なくなりました。

 

ということで、現在の日本人の7割は光害によって天の川を見ることはできないとされています。

 

しかしもちろん、月明かりがなくて晴れた日の夜、

山間部などの都市から離れた場所では見ることができます。

 

こういった場所に天の川を見に行くのも面白いかもしれませんね。

 

自然あふれる場所で天の川を見てみたいですね

 

天の川についてでした。実際の天の川は現在、

日本ではほとんど見ることができないということでした。

 

ただ、山間部などでは見ることが可能なので、

宇宙にそれほど興味がない人でも一度見てみたくなりますよね。

 

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