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スペースXに就職はできる?インターンについても紹介

2018年12月6日

スペースX

 

アメリカのスペースX社は、現在宇宙開発を行っている民間企業で一番注目されている会社です。

この会社のCEOを務めるイーロン・マスクという人物は、とになく型破りな天才企業家といわれています。

 

宇宙に興味がある人なら、そんなスペースXで働いてみたいという人もいるかもしれません。

では、スペースXの社員に採用される人は、どんな人物なのでしょうか?

 

スペースXに採用されて就職できる?

 

スペースX社はアメリカのカリフォルニアに本社がある、宇宙開発をしている企業です。

 

先日はCEOのイーロン・マスクの自動車会社テスラ・モーターズ社の真っ赤なスポーツカー「テスラ」を宇宙に打ち上げるという奇抜なことを実行して大変な話題となりました。

 

宇宙開発の民間企業で今一番「乗っている」企業なため、宇宙好きなら働いてみたいなと思う人もいるかもしれません。では、スペースX社に就職して採用されることはできるのでしょうか?

 

この会社は、年間700人以上の「インターン」を受け入れています。スペースX社のインターン採用ページには、

 

「火星までの道を作るために働こう」

 

という、非常にスケールが大きい言葉が書かれています。

 

宇宙開発に興味がある人ならこの言葉を聞いて「ぜひ自分もやってみたい!」と思うのではないでしょうか?

 

このような大きなインターンシップに採用されたインターンは、どんな生活が待っているんでしょうか?

 

スペースX社のインターンに採用されるには、もちろん厳しい選考をまず受けないといけません。

 

宇宙開発という最先端なことをやっている企業なので、このへんは当たり前ですね。

 

インターンを体験した人は、電話インタビューでまず推理〜論理の組み立てができるかどうかの難しい質問を受けたそうです。

 

また、自作のビデオを見せてくださいという項目がフォームにあります。

 

YouTubeで関連キーワードを検索すれば応募者たちのビデオを見ることができますが、

よくわからないもののすごく難しそうなことをしていることはわかるでしょう。

 

厳しい審査に合格し、スペースXのインターンに採用されれば、ハードな日々が始まります。スペースXの前回の記事でも説明したように、スペースXではインターンといっても社員と同じ責任を与えられるからです。

 

とても過酷な職場ですが、宇宙への夢や情熱がある人なら、この経験が非常に貴重なものになるでしょう。

 

元インターンは、「宇宙開発なんてそうそう経験できることではないし、世界を進歩させる仕事をしているんだと感じられた」と語っています。

 

就職採用についてのマスク氏の見解

 

さて、スペースX社の就職採用についてですが、マスク氏は、「スペースX社の採用の過程で問題があれば、効率はよくないものの「Twitter」で教えてもらいたい」と冗談めかしています。

 

マスク氏は、スペースXの採用過程が、問題はないだろうが正しいかどうかは確信が持てないそうです。

 

優秀なエンジニアを多く採用したいと思っていることは確かですが、マスク氏は、雇用でもっとも起こる間違いとは、「応募した人の人格より才能が重視されてしまうこと」とも述べています。

 

つまり、「才能より人格のほうが大切」ということを言っています。エリート集団を束ねる人物の言葉としては、これはすこし意外でしたね。

 

マスク氏も、かつてよくこのような間違いをしてそうです。知的能力を重視して、その人がどのような影響を周りに与えるかということを考えていなかったそうです。企業に貢献することで鍵になるのは人柄で、周囲に与える影響が大事と今では考えているそうです。

 

チームスポーツで例えると、チームでもっとも重要な人間はゴール数で決まるというわけではなく、アシスト数が多い人のほうが重要人物かもしれません。いつもボールを欲しがりただゴールに向かい蹴っている人は、チームに不利益となりかねない、と語っています。

 

ということでマスク氏は、「人格を重視し、好人物なのか、周りの人がいっしょに働きたいと思うかということを重視するのはとても大切なことです」と言っています。

 

では、日本人でもスペースX社に採用されて働くことができるのでしょうか。

それはもちろん可能でしょう。

 

ただし、カリフォルニア大学のような世界でもトップの大学を優秀な成績で卒業している人なら、ということになるでしょう。

 

それに加えてもちろん英語を話せることや、上記のように社会性・協調性のある人ということになりますね。

 

以前の記事でも紹介したように、実際にスペースX社で働いていた日本人の方がいたのです。

その人も、カリフォルニア大学で博士号を取ったという人なんですね。

 

 

マスク氏は「人格を重視」と語っています

宇宙飛行士 f

 

スペースX社の採用就職やインターン事状についてでした。

イーロン・マスク氏のような人が「才能よりも人格を重視」するという発言をしているというのは驚きでしたね。

 

ただもちろん、きちんとした才能もなければやはり受かりませんね笑

 

参考出典:

「才能より人格を重視する」 イーロン・マスク氏が語る人材採用の基準

精鋭たちの集まり。SpaceXでインターンしたらこんな感じ

 

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