銀河

アンドロメダ銀河が肉眼で見えることをご存知でしたか?





 

「アンドロメダ銀河」というのは、みなさんもよくご存知でしょう。ただ、名前だけは知っていても実際のところはよく知らないという人も多いのではないでしょうか。そこでここでは、アンドロメダ銀河について徹底解剖してみましょう。





「アンドロメダ銀河」とは!?

(wikipedia/球状星団G1)

 

アンドロメダ銀河というのは、「アンドロメダ座」ある地球から目で見ることができる渦巻銀河です。「さんかく座銀河」「銀河系」「大マゼラン雲」「小マゼラン雲」等とともに、「局部銀河群」をなしています。地球から250万光年ほどの位置にあり、肉眼で見えるという最も遠い天体です。アンドロメダ銀河が肉眼で見えるというのは、初耳だったという人もいるのではないでしょうか?そんなところも後ほど紹介してみましょう。局部銀河群最大の銀河で、1兆もの恒星からできている渦巻銀河で、直径220万光年〜26万光年となっています。観測によって中心核がふたつあることがわかり、ガス・暗黒物質が少ないことも判明されています。





アンドロメダ銀河の発見の歴史

 

アンドロメダ星雲が銀河系の外に存在していることを発見したのは,天文学者のハッブルです。 1923年から1924年の間、完成したてのウィルソン山天文台で直径100インチの望遠鏡によってアンドロメダ星雲を観測、そこに 「セファイド変光星」を見つけました。「セファイド変光星」というのはは,明るさが変動している周期が長いほど絶対光度も大きいということが当時から知られていました。この性質を利用してアンドロメダ星雲までの距離が3万光年という銀河系の大きさよりも遠いことをハッブルが明らかにしたのです。ハッブルはアンドロメダ銀河の距離を測定した後も, 1926年に銀河の形態分類をしたり、1929年には遠い距離にある銀河ほど地球から速く遠ざかるという、「ハッブルの法則(宇宙が膨張している)」を発見しました。この1920年代という時代は、 銀河系が宇宙の中心という当時の宇宙観が覆っただけでなく、それまで考えがられなかった「膨張宇宙」という、現代宇宙論の基本となっているものも築かれて、宇宙のスケールが一気に開拓された時代だったんですね。

 

アンドロメダ銀河は、肉眼で見れるって本当!?

 

アンドロメダ銀河を知っている人でも、アンドロメダ銀河を肉眼で見れることを知っていた人は少ないのではないでしょうか?「でも、どうせ高性能な望遠鏡ででしょ?」と思うかもしれません。ところが!アンドロメダ銀河・M31は、肉眼で見ることができるのです。アンドロメダを肉眼で見ると、見た目の大きさが満月の5倍ほどであり、双眼鏡だと楕円形の光芒に映ります。月より大きく見えるということは、見たことがないということではなくて、見たことに気付いていない人が多いということになります。なぜかというと、ぼんやりとしているから、「ただの雲」のように見えてしまうからです。ただ、大口径望遠鏡を使っても見え方は良くならないというのが不思議なところで、中心の明るい部分しか見えないのです。条件の良い場所なら、口径20cm望遠鏡を使用すればやっと渦巻きの構造を見ることができます。アンドロメダ銀河が見やすい時期や場所についてですが、夜の8時から10時の東の空、9月から10月が一番見やすい時期となっています。場所としては、やはり天の川が見えるような空気が澄んでいて明かりが少ない田舎の山奥のような場所がよいでしょう。

 

約30億年後、アンドロメダ銀河と銀河系は衝突する!

 

アンドロメダ銀河は地球人から最も近く、円盤・バルジをもつ構造と大きさが銀河系に似ていることもあり,今まで多波長によって多くの望遠鏡により観測されており、そのたびに銀河という壮大な宇宙の新しい一面を見せてくれています。私たちが住んでいる銀河系も、外から眺めればこんな姿をしているでしょう。現在,このふたつの銀河が互いの重力により引っ張り合っていて,毎秒50kmという速度で接近していて,約30億年後に両者が衝突するとされています。そのころには,人類は月や火星、太陽系や銀河系も飛び出しているかもしれません。人類の宇宙観も、今の人間が想像もしていなかったものに変っているでしょう。

画像引用元:wikipedia アンドロメダ銀河

 





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