国際宇宙ステーション

国際宇宙ステーションの肉眼で観測は可能なの?





宇宙ステーション wikipedia

宇宙ステーション wikipedia

 

あまり宇宙について興味がない・知らない人は、宇宙ステーションなんてSFの話では思うかもしれません。しかし、宇宙ステーションは今、現実にも存在しているんですね。

 

それが国際宇宙ステーション「ISS」です。

この国際宇宙ステーション、地上から肉眼で観測はできるんでしょうか?

 

 

宇宙ステーションの歴史

国際宇宙ステーションの記章 wikipedia

国際宇宙ステーションの記章 wikipedia

 

宇宙ステーションとは、地球軌道上等の宇宙空間で人間が生活をしていけるように設計された人工天体です。

 

これまで実現したすべての宇宙ステーションは地球衛星軌道上で建設されたもので、そのほとんどが科学研究や長期宇宙滞在での人体の影響についての研究等を目的にしていました。世界初の宇宙ステーションは、やはり当時宇宙開発が進んでいたソビエト連邦(現ロシア)でした。

 

「サリュート」は1971年に世界で初めて打ち上げられた宇宙ステーションで、1985年までに1号〜7号までが作られました。アメリカでは「スカイラブ1」が1973年から1974年まで運用されていました。中国では「天宮1号」という宇宙ステーション試験機が2011年に打ち上げられました。

 

 

現在運用中の国際宇宙ステーションとは?

国際宇宙ステーション wikipedia

国際宇宙ステーション wikipedia

 

現在運用中なのが国際宇宙ステーション「ISS(International Space Station)」です。これはアメリカ・ロシア・日本・カナダ・欧州宇宙連合機関が運用しているので国際という文字が入っています。国際宇宙ステーションでは、地球・宇宙の観測や宇宙環境という特殊な場所での研究や実験をしています。

 

1999年から軌道上で組み立てられて、2011年の7月に慣性しました。当初は2016年までの運用予定でしたが、現在では少なくとも2024年までは継続する予定になっています。地球から約400km上空を秒速約7.7kmで、地球の赤道に対し51.6度の角度で飛んでいて、地球を約1時間半で1周します。

 

 

ISSは地球から肉眼で観察することはできる?

銀河を見上げる人

 

では、この国際宇宙ステーションを私たちが地球から肉眼で観察することはできるのでしょうか?

結論から言うと、国際宇宙ステーション「ISS」は肉眼で見ることができます!

 

ISSがいつ・どこを通るのかは、スケジュールが決まっていて、その予定も公開されているので、この情報をもとに見ることが可能になります。地球から肉眼で見るISSは、太陽の光を反射して明るく輝いています。

 

飛行機のような感じがしますが、飛行機には赤いランプがついているので違いを見分けることが可能でしょう。ISSを見れる時間は決まっています。それは、夕方または明け方の時間帯だけです。

 

なぜかというと、昼間は日光がまぶしすぎて見えず、真夜中は太陽の光が当たらないからです。また、季節によっても日没の時間が違うので、観察できる時間帯も変わってくるので注意しましょう。国際宇宙ステーションの観察情報は、ISSの一部であるJAXAの「きぼう」情報のサイト「きぼうを見よう」から調べられます。

 

多くの理由から軌道修正される場合があるため、予測情報はほぼ1週間分ほどになっています。「きぼうを見よう」ページの「きぼう/ISSの目視予想情報」から「きぼう/ISS・観測地から選ぶ」を選択して、「観測地の選択」で見たい観測地をクリックします。

 

見たい観測地が無い場合はなるべく近い観測地にしましょう。ISSは地上高度約400kmの上空を飛んでいるので、多少離れていても観測日時・方位角に差はほぼありません。日時の選択ページは10日先まであります。

 

ここで日付けを決めると「天空経路情報」のページなり、観測地のISSの通過経路を平面投影した図や観測地からの天頂を中心に全天を平面投影した図などの、詳細な情報が表示されます。都会のような場所からでも、国際宇宙ステーションは観測できるので安心です。

 

ただし、大きな建物で遮られないようにしましょう。

 

上記のサイトでだいたい見える日時・場所を調べたら、観測する場所を選びます。

国際宇宙ステーションが見える時間帯は5分以下ということで、帰り道に立ち止まって見ることもできるでしょう。

 

つまり、学校や会社帰りの夕方でも視界のよい場所なら見ることができますね。ただ、安全のために道路の真ん中などで立ち止まって見るのはやめましょう。

 

 

すでに宇宙でも人が活動しているんですね

 

国際宇宙ステーションの肉眼での観察についてでした。国際宇宙ステーションということで、望遠鏡でもないと見られないのかと思いきや、意外にも肉眼でも見られるというのがお手軽でいいですね。

 

地球から肉眼で見られるISSを眺めて、あの中には人がいて、いろいろな実験をしていると想像してみると楽しいですね!

 




nabex

投稿者の記事一覧

経歴:フリーライター

趣味:旅行

気になる宇宙分野:宇宙全般ですが、特に太陽系外の宇宙に興味があります。

関連記事

  1. 国際宇宙ステーション wikipedia 国際宇宙ステーションに見つかった小さな穴とは?
  2. ロシアのソユーズMS-10が打ち上げ失敗、今後の影響など



おすすめ記事

  1. 日本のJAXAが開発した「きぼう」、今年8月に観測しましたか?
  2. 火星のオリンポス山とはどんな山?太陽系の天体でもっとも高い山を解説
  3. 【ジュノー探査機】NASAの木星探査機の目的や大きさや形状は? ジュノー探査機 / wikipedia引用
  4. 宇宙ゴミ・スペースデブリが何故いま問題なのか?その1
  5. 宇宙飛行士は訓練がとっても大変!トイレや健康事情も紹介
  6. 土星の衛星タイタンに生命の可能性!?2017年8月30日時点のタイタンまとめ
  7. 航空自衛隊の「宇宙部隊」とは?宇宙監視部隊の役割は?
  8. 火星探査機「オポチュニティ」が役目を終える!輝かしい探査の歴史を解説 火星上のオポチュニティ wikipedia
  9. 火星が地球に15年ぶりの大接近!肉眼でも見える?
  10. 土星ってどんな星?土星の環や衛星、ボイジャー探索機まで紹介! カッシーニによる土星の撮影 (2004年3月27日)wikipedia

おすすめ記事

ルノホート2号 wikipedia ソ連の「ルノホート2号」とは?遠隔操作で月を移動しながら調査! GPSってどんなもの?GPS衛星の歴史や正式名称など雑学を紹介 冥王星ってどんな星?惑星から準惑星になった冥王星の歴史 冥王星の魅力とは?ついに明らかになった冥王星の姿 ケープカナベラル空軍基地から打ち上げられる、TESSを搭載したファルコン9ロケット wikipedia 民間人による宇宙旅行の値段は? 惑星の周りを公転している衛星(えいせい)とは何? 現在の惑星形成理論が覆るかも?小さな恒星を周回する「怪物級」惑星発見
PAGE TOP